毎年恒例!シティボーイズミックス PRESENTS「そこで黄金のキッス」出演のみなさんに直撃インタビュー![インタビュー]

――シティボーイズ公演では、毎回ユニークなタイトルも楽しみの一つです。『そこで黄金のキッス』という今回のタイトルは、どういった経緯で決まったものなのでしょうか?
細川 「最高に幸せなタイトルにしよう」ってことで、何となく決まった感じですね。
きたろう いろいろ元気がないからね。みんなに元気を出してもらうために、「黄金のキッスが欲しい!」みたいなイメージで。
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細川 黄金のキッスが欲しい?
きたろう そうそう、欲しい人と与える人がいて。俺は与えたい方だけどね。
大竹 お前のキッスなんかいらないよ!
きたろう 元々キッスって言葉は、細川から出てきたんですよ。キスが好きなんです、細川は。
細川 キッスですよ。
きたろう キスとキッス、どう違うの?
細川 なんか、軽い感じがするじゃないですか? それにかわいらしいし。
斉木 “投げキッス”だもんね。“投げキス”とは言わない。そういう弾けてるイメージと、あとはまぁ、ゴールデンですかね。
大竹 どういう意味だよ!
きたろう 俺は“青空”をタイトルに入れたかったんだけどね。全員に却下された。
斉木 『青空のキッス』じゃあ、めちゃめちゃ青春ものになっちゃうじゃない。
きたろう でもまぁいつも、本番の3日前くらいに、「あっ、そういえばこういうタイトルだった!」って気付くことが多いよね?
細川 そんなことないですよ!
中村 細川くんはもうちょっと早いと思いますよ。舞台装置とかも考えたりするから。
大竹 ……そんなことより、きたろう、お前のセーターはなんだよ!
一同 ハハハハ!
斉木 さっき喫茶店に入って、かわいい人がいるなぁと思ったら、きたろうさんだった(笑)。
中村 どこに行けばそんなのが売ってるのか、不思議でたまんないですよ。
きたろう これはね、銀座の売れない洋品店で買ったの。そこ、なんで銀座にあるんだろう?っていうくらい、ダサい洋品店でさ。
大竹 そこで目ざとく見つけたと? しかも襟元の小っちゃいチャックもなんだよ。財布のチャックだって、もうちょっとあるだろ。
細川 そのボタンもいらないですよね。
大竹 まったく、度肝を抜かれたよ。
中村 でも、きたろうさんらしいセーターなんだよなぁ。
きたろう まぁまぁ。もう俺のセーターの話はいいからさ、早く芝居の話をしようよ。
――では芝居の話に戻しまして(笑)。今回は細川さんも役者として出演されるんですね。
細川 「出ていいですか?」って聞いたとき、絶対に断られると思ったんですよ。でもなぜか、「いいんじゃない」ってみんなに言われて。いったいどういう決め方なんだろう?って(笑)。
――そしてふじきさんと春山さんは、シティボーイズ初参加ですね。
ふじき 僕の場合、僕がいない会議で、僕が出ることが決まってたんですよ。あとから「出るけどいいね?」って言われて(笑)。
春山 僕はずーっと昔から、シティボーイズさんのファンだったんです。もうカリスマみたいな感じですよね。だからプレッシャーはもちろん感じてるんですけど、なんとか全力を尽くして頑張りたいなと。
きたろう 春山を見たことない人には、きっと喜んでもらえると思うなぁ。ちょっと今までのシティボーイズにはいないタイプの人間だから。
大竹 まぁこの3人みたいに、なんか傾いでる人っていうのは必要なんですよね。社会に対する適応障害っていうのかな。
きたろう 3人とも、どう考えてもサラリーマンにはなれないタイプだよね。
大竹 こういう人が、世の中にあまりにも増え過ぎちゃってるから。だからもう、そういう人たちと共存するしか道はないわけで。
細川 そういうメッセージなんですね。
大竹 うん、そういうメッセージ。
きたろう 俺は久々にワクワクしてるんだよね。こいつらが出るって決まってから。
中村 未知なものはすごい感じますよね。
きたろう だからさぁ、この3人が次のシティボーイズになればいいと思うんだよ。
細川 そんな簡単に!
きたろう いい男が誰もいないっていうのが、受け継いでもいいような感じがして。
大竹 いい男がいないって、斉木さんは昔、いい男だったんだよ。
きたろう だから俺たちはいい男だけどさ。
大竹 お前も入ってるのかよ! でもまぁ、春山も含め、この3人は俺たちのことをナメてるよね。だって30年、40年やってきた人間を前にして、軽く「出るよ」ってさ。
きたろう 「出て」って言っても普通断るよね。臆病になっちゃって。
大竹 しかも細川なんて、俺たちのを見てきてるわけだからさ。完全にナメてるってことだよね。「あれくらいできるよ、チャラいよ」ってことでしょ?
細川 そんなことないですよ!
斉木 結局、誰でもできるってことだよね(笑)。
――もちろん細川さんは、作、出演のほかに演出も担当されるわけですが、シティボーイズの演出で心がけていることってありますか?
細川 基本、この人たちは僕の話を聞かないんです。だからなるべく、話を聞いてもらうようにするとか。
大竹 聞いてんじゃねぇかよ!
きたろう 俺たちはダサいことをやっても、カッコよく見えちゃうからね。そこが演出的には、苦労してんじゃないかなと俺は思ってるんだけど。
大竹 はぁ?
細川 えっ、どういう? もう1回言ってもらってもいいですか?
きたろう もう1回は言えないけど(笑)。
中村 僕は、怒らないのが細川くんの一番いいところだと思いますね。
大竹 そこは素晴らしいね。
細川 だって、怒ってもやんないんだもん……。
きたろう あっ、小っちゃい声で言った(笑)。
――ふじきさん、春山さんから見て、シティボーイズの凄さってどんな点にあると思いますか?
ふじき・春山 ……。大竹 ないのかよ!
ふじき いや、僕はとにかく、初めてシティボーイズさんの舞台を観たときにものすごい衝撃を受けたんです。それまでコントとか書いてなかったんですけど、シティボーイズさんを観てから、コントも書くようになって。
一同 お〜!
春山 僕もめちゃくちゃ衝撃でしたね。だから今回出演させていただくに当たって、芝居の関係性を崩さず、うまく役にハマれたらいいなと思っていて。
きたろう 関係性、出ました! すごいねぇ。
中村 僕が一緒に舞台に立ってて思うのは、この3人の耐久力ってもの凄いんですよね。2時間やってると結構体にくるもんなんですけど、この3人は全然平気そうで。
大竹 お前は、暗転になってからもしっかり芝居やってるからだよ。
細川 大竹さんは、照明が消え始めたらすぐ舞台からはけちゃいますもんね。それ、いっつも気になるんですけど、ちょっとだけカッコよくも見えるんですよ。
大竹 そこはいいんだよ。お客さんとの約束で、全員納得してるところなんだから。
きたろう その残像をさ、余韻を楽しませてあげなさいってことでしょ?
細川 そう言うきたろうさんも、すぐはけちゃいますけどね(笑)。
大竹 そうだよ、お前だってすぐはけちゃうよ。
斉木 俺は、暗闇の中でも存在感を出そうとするよね。影のパワーとしてね。
細川 えっ、影のパワーですか?
大竹 いちいち聞かなくていいよ。ウケたいと思って言ってるだけなんだから(笑)。

――話は尽きませんが(笑)、今回の公演に当たって、観客の方々に特にここを見て欲しい!と思うところがあれば最後に教えてください。
大竹 とりあえずは、俺を。きたろうをなるべく見ないように(笑)。
きたろう 俺は、新国立劇場(=東京公演会場)かな。
斉木 あっ、俺も劇場を見て欲しい!
細川 劇場を見て欲しいって……(苦笑)。
大竹 お前ら、全然ダメだね。「野原でやっても、どこでやっても関係ない!」って、どうして言えないんだろう?
きたろう だって、いつも上演してる内容を見たらさ、普段は足運べないような劇場だよ。あれ、劇場との勝負って感じもするなぁ。
斉木 そうそう。あそこで俺らが何をやるかっていう、その対比というか、落差が面白いと思いますね。
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