【速報】「MOON SAGA-義経秘伝-第二章」公開舞台稽古、ヒロインお披露目、小説発売発表会をレポート![製作発表レポート]

 2012年に上演され、延べ5万人もの観客を動員した「MOON SAGA-義経秘伝-第一章」の続編、「MOON SAGA-義経秘伝-第二章」の公開舞台稽古、ヒロイン(陽和役)お披露目、小説発売発表会が7月29日、都内のスタジオにて行われた。ストーリーのみならず、キャスト全体から漂うチームワークの良さや、スロープを活かした迫力満点の公開舞台稽古から、作品への期待がぐいぐい高まるのを感じた。


記者発表会をレポート!

 まず驚いたのは、メインキャストだけでなく、出演者全員がこの記者会見の場に集ったこと。今作の原作・脚本・音楽・演出・主演を手掛けるGACKTのリーダーシップの元に皆が揃う画は壮観だ。さらに、こういった場特有のピリッとした空気の中においても、キャスト同士のさり気ないアイコンタクトや穏やかな表情からこのカンパニーの団結力の強さがうかがえる。恐らく、8月8日の初日に向けて順調に稽古が進んでいるのだろう。言葉にしなくてもそんな雰囲気が伝わってくる。

 さて、本作は前作「MOON SAGA-義経秘伝-第一章」の2ヶ月後が舞台となっている、極上のエンターテイメント作品。GACKTによると、今作は「未来は自分の意志と行動力で変えられる」ということが大きな軸になっているという。

 会見は、『国籍、年齢、性別問わず』という驚きの応募条件の中、100名以上の応募があった激戦の一般オーディションを勝ち抜き、見事に陽和(ひより)役を射止めたヒロイン2名の発表から始まった。一人目に紹介されたのは黒田有彩。「(オーディションで)自分を選んでいただいてすごく嬉しかったです。7月の頭から合流して稽古が始まったんですけど、まだ自分が(舞台に)出られるか分からない状況で…。でも、今日こうしてお披露目という形で出させて頂いて、“やっと決まったんだな…”って…」と話したところで、感極まって涙。「“黒田有彩は陽和役ではなくなりました”っていう悪夢も5日に1回ぐらい見たんですよ…」と続けると、場は笑いに包まれた。

 おっとりとした雰囲気が印象的な黒田とは対照的に、舞台初挑戦の初音はキリッと引き締まった表情で意気込みを語った。「陽和は言葉を話せない役なんですけど、人の内側にあるものをどういう風に思っているのかということをみなさんにも感じて頂けたらなと思います。」

 司会者から舞台の出来上がりについて問われたプロデューサーのGACKTは、落ち着いた口調で進行状況を報告した。「ドラマの部分に関してはかなりいい感じで上がってきていると思います。アクションの部分に関しては、どうでしょうねえ。ここから深夜練が続くんだろうなあっていう(笑)。これからきつくなっていきますね」と語るやいなや、共演者から「マジっすか!?」という声が上がり、笑いを誘った。「せっかく記者会見やったのに、本番までに何人がケガして消えるのかな?とか、ちょっと心配してますね。僕が消えないようにしなきゃなと思ってますけども(笑)」と冗談めかしながらも、強い決意が垣間見えた。「たくさんのキャストが出る舞台はよくあると思うんですけど、それぞれが個性立ちすることって難しくて。でも、この舞台はすごい個性立ちしているので、楽しみにしていただければなと思います」と各キャラクターの個性や設定についても自信をのぞかせた。

 一方、平知盛を演じる川ア麻世は、GACKTについて「知れば知るほど恐ろしくなる“物ノ怪”みたいな人ですね。演出にしても音楽にしても全てそうなんですけど、スキを探すのが大変です。アレもできるしコレもできるし、出来ないことって一体なんなの!? ってぐらい」と舞台の世界観を混じえて表現。さらに、「GACKTがリーダーとなって毎朝2時間近くトレーニングしてるんですけど、毎日何かしらの達成感を味わうことができるんですよ。それが一日のスタートして非常に心地よくて、そこから生まれてくるチームのコミュニケーションの良さ、その上での厳しい稽古――役者としてこちらが月謝を払わなきゃいけないんじゃないかってぐらい良い刺激を受けています」と絶賛した。なるほど、記者会見前から漂っていた雰囲気の良さは、こういったことの積み重ねから生まれていたのだ。

 稽古中の印象的なエピソードについて、平教経役の悠未ひろから話があった。「宝塚とは全く違う経験を味わって、刺激的な日々を送らせて頂いてるんですけど、特に殺陣のシーンでは、怖くなるぐらいのアクションシーンの稽古をしていて、息つくヒマもありません。出番以外でもみなさんすごく楽しくていつも笑ってますし、本当に温かいカンパニーだなと毎日感じながらお稽古しています」と充実した表情で語った。

 今作は、日本舞台史上最大規模のプロジェクションマッピングも見どころのひとつだが、舞台との融合にはかなり苦戦したようだ。しかし、その甲斐あってか、「僕のプロジェクションマッピングは、舞台そのものが飛び出す絵本のような作りで仕上がっているので、その中で演者たちが動き出して物語を進めていくという流れになっています」と満足のいく仕上がりになっているようだ。どんなファンタジックな世界が展開するのか想像は尽きない。

 最後に、舞台稽古の一部が公開された。場面は平家の菊王丸と源氏の4人による格闘シーン。傾斜の強いスロープが舞台のあちこちに設置され、これを存分に活かすことでアクションがより立体的で派手になり、想像以上に迫力のある場面になっている。稽古のため、プロジェクションマッピングは未使用な上に、10分にも満たない短い時間だったが、こちらの期待以上の舞台になりそうだという確信を得るには充分の迫力ある公開舞台稽古だった。舞台の全貌が明らかにされる日、8月8日が楽しみでならない!

[取材・文=阿刀 “DA” 大志]

公開舞台稽古の模様を動画レポート!

GACKTオールプロデュース!

【原作】GACKTのライフワーク「MOON SAGA」

 《MOON SAGA》とは、GACKTが2002年以降から描き始めた物語。単純な読み物ではなく、楽曲や書籍、ライブや映画などで、随所に《MOON SAGA》の物語に登場する人物やストーリーの1シーンがちりばめられてあり、散らばっているピースをファンにパズルのように組み合わさせ、物語を完成させる(仮定させる)というプロジェクト。 楽曲『MOON』、書籍『MOON CHILD 鎮魂歌【レクイエム】篇』、映画『MOON CHILD』など、MOONが付く、または関連するワードがあった場合、《MOON SAGA》の一部になることを示している。

【脚本】脚本作りは全てGACKTの書き下ろし

【演出】主役:源 義経 役

故・源義朝の九男で、頼朝の弟。者ノ不、物ノ怪、人間との間に存在する差別的感覚や、者ノ不の存在意義に対し疑問を抱いている。

【音楽】GACKTが公演に使用する楽曲を監修。サントラ版も発売予定

公演で使用される楽曲全てをGACKT本人が監修します。
オープニングや、各シーンで使われるBGM、そしてエンディング曲などGACKT本人がこだわり抜いた楽曲。
ライブメンバーでもあるTAKUMIやYOUも楽曲制作に参加し、MOON SAGA-義経秘伝-を盛り上げる楽曲を作り上げる。

日本舞台史上最大規模のプロジェクションマッピング!!

 GACKTが紡ぎだす歴史ファンタジーの世界感を、新進気鋭の映像クリエーター集団が見事に表現し、ポップアップアートのようなファンタジー感あふれる幻想的な世界観で全編が彩られ観る者を魅了すること間違いなし!

ヒロイン決定!!なんとダブルキャストに!

 3月31日から始まった『国籍、年齢、性別問わず』という衝撃の応募条件の中、一般公募による参加者を含め、総勢100名以上の“物ノ怪美女達”から応募がありました。5月には最終オーディションが東京・渋谷AXにて開催され、一般オーディションを勝ち抜いた24名がの中から選ばれた最終オーディション通過者!!
みんな新たな『陽和』として、最後の試練として本公演の稽古場にて厳しいトレーニングに臨みました。

その結果GACKT義経の心を奪ったヒロインは…

それぞれのヒロインの魅力がつまった舞台をお楽しみください!
※出演公演はMOON SGAオフィシャルHP(http://moonsaga.jp)にて発表となります。

原作・脚本・演出・主演・音楽:GACKTプロフィール

Profile
7月4日生まれ。A型。 バンドMALICE MIZERのボーカルとして活動したのち、1999年にソロプロジェクトを始動。
これまでに、CDシングル43枚とアルバム15枚をリリースし、男性ソロアーティストの『オリコンシングルランキングTOP10獲得作品数』において、日本で首位の記録を持つ。(2013年1月時点)CDアルバムやDVDは、韓国・台湾・香港他アジア各国、北米でも発売され、世界各国にも熱狂的なファンを持つ。
音楽活動の他にも、映画、ドラマ、舞台、声優などでも幅広く活躍。
自らを“表現者”と称し、ミュージシャンという枠にとらわれない多才ぶりを発揮する個性派アーティスト。

GACKTが行うライブは“VISUALIVE”と呼ばれる。
“VISUAL”“ALIVE”“LIVE”を合わせた造語で、テーマ性のあるストーリーを、映像、パフォーマンス、音楽というすべての要素を連動させ、ライブを通じて表現している。その優れたクリエイトセンスを発揮した独自の世界観は、他に類を見ないライブステージとなっている。
過去最大規模になる全国60カ所で行ったホール&アリーナツアー『GACKT VISUALIVE TOUR 2008-2009 REQUIEM ET REMINISCENCE II』では、延べ21万人を動員。

音楽活動の他、映画、ドラマ、舞台、声優等でも幅広く活躍。
2012年には、全国主要4都市にて公演された舞台『義経秘伝』にて、原案、脚本、演出、主演の4役を兼任。
GACKT自身の多才ぶりを各方面より高く評価された。
日本刀、たい拳道、空手、ボクシング、アクロバット、ワイヤーアクション等を得意とし、4カ国語(日本語、英語、韓国語、中国語)を流暢に話す語学力も買われ、ハリウッド映画『BUNRAKU』では、準主役として抜擢されている。

こうした世界的な活躍により、iTunes Storeでカタログ全曲世界一斉配信を日本人で初めてスタートさせたほか、Twitterのフォロワーは開始1年半で60万人を越え、LINEの公式アカウントの登録者数は開始1か月で約40万人を越え、現在では約150万人と多くのファンから支持されている。

《代表作》
■Music
『Another World』、『Vanilla』、『12月のLove Song』、『サクラ、散ル…』、『P.S. I LOVE U』
■映画
『BUNRAKU』(松竹)、『悪夢ちゃん The 夢ovie』(東宝)
■ドラマ
大河ドラマ『風林火山』(NHK)、土曜ドラマ『悪夢ちゃん』(日本テレビ)

<MOON SAGA 〜義経 秘伝〜 公式FaceBookページ>
毎日更新中!出演者動画や稽古風景が紹介されています。
https://www.facebook.com/MOONSAGA.official

<GACKT 公式FaceBookページ>
ご本人の言葉で舞台にかける思いを語っています!
https://www.facebook.com/GACKTOfficialpage

メインキャストプロフィール

川ア麻世 (平知盛 役)
生年月日 1963年3月1日
◆出身地 京都府
◇血液型 B型
◆出身校 東京工芸大学
◇身長182cm/体重67kg
◆デビュー 昭和52年

1984年に劇団四季の「CATS」出演を 皮切りに数多くのミュージカルに出演。
特に舞台俳優としての実力を着実に重ねている。


《舞台歴》
「レ・ミゼラブル」「CATS」「ガラスの仮面」「エニシングゴーズ」「スターライトエクスプレス」(日本及びオーストラリア公演) 「滝の白糸」「小吾さま」「ラ・カージュ・オ・フォール」「ふるあめりかに袖はぬらさじ」「マイフェアレディー」「ブラッドブラザーズ」「ピーターパン」「一人二役」「デュエット」「キャバレー」「月の夜の物語」「ミュージカル十二夜」「ラブ・レターズ」「恋風の街」「東京駅」「泣いたらあかん」「付き馬屋おえん」「私生活」「俺はお殿様」「モダンミリー」 「ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている」「ダムヤンキース」「おんなの家」「女ねずみ小僧」「アニー」「大統領誕生」「罠」「回転木馬」「うたかたのオペラ」「フットルース」「親鸞わが心のアジャセ」「イカれた主婦」「阿国歌舞妓」「招かれざる客」「樅の木は残った」「細雪」他

悠未ひろ (平教経 役)
◆出身地 東京都
◇血液型 O型
◆出身校 十文字学園
◇身長 180cm
◆デビュー 平成9年

宝塚史上No.1の長身を生かしたダイナミックかつキレのよいダンスと抜群の包容力と迫力のある歌声で魅了する。
宝塚時代は入団1年目から宙組で活躍。


《舞台歴》
2003年「傭兵ピエール」新人公演主演
2003年「里見八犬伝」 蟇田素藤役
2004年「白昼の稲妻」新人公演主演
2005年「Le Petit Jardin」主演
2008年「宝塚巴里祭2008」ディナーショー主演
2009年「外伝・ベルサイユのばら」フェルゼン役
2009年「カサブランカ」シュトラッサー少佐役
2013年「逆転裁判3」エッジワース役 主演
2013年「Heroe」ディナーショー主演
2013年「風と共に去りぬ」アシュレ役

公演概要

MOON SAGA -義経秘伝- 第二章

<公演日程・会場>
2014/8/8(金)〜8/18(月) 明治座 (東京都)
2014/9/11(木) 福岡サンパレス ホテル&ホール (福岡県)
2014/9/20(土)〜9/29(月) 新歌舞伎座 (大阪府)
2014/10/4(土) 広島上野学園ホール (広島県)
2014/10/10(金)〜10/13(月・祝) 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール (愛知県)
2014/10/24(金) 東京エレクトロンホール宮城 (宮城県)
2014/10/30(木)〜10/31(金) 大宮ソニックシティ 大ホール (埼玉県)

<キャスト&スタッフ>
原作・脚本・演出・主演・音楽:GACKT
出演:GACKT  川崎麻世 悠未ひろ 古本新乃輔

e+Theatrix特集
原作、脚本、音楽、演出、主演をGACKTがプロデュースする舞台『MOON SAGA−義経秘伝−第二章』、絶賛上演中!(8/18up)

★GACKTが紡ぎだす歴史ファンタジーの世界感を 日本の舞台史上最大規模のプロジェクションマッピングで演出する MOON SAGA−義経秘伝−第二章(7/24up)

2014-08-01 18:55 この記事だけ表示