来年1月10日にスタートする「ルミネtheよしもと もうすぐ5周年キャンペーン」の記者会見が22日、東京・新宿のルミネtheよしもとで行われた。

 

 

司会としてあべこうじ、そしてキャンペーンキャラクター『感謝観劇!劇場戦隊ゴシューネンジャー』の「次長課長」、「タカアンドトシ」、「まちゃまちゃ」、その司令官として木村祐一が登場、5周年を盛り上げる、「平日昼公演開始」「吉本新喜劇、東京引越公演」「吉本芸人のフィギュア発売」数々のキャンペーンを発表した。

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Female Directors' Months in Haiyuza theater(俳優座劇場 女流演出家月間)の中で、宮崎真子、藤井清美、松本祐子の3人の演出家にスポットをあて、ウーマンズ・ビュー・シリーズの番外編として上演される「ウーマンスビュー・シリーズ〜ディレクターズ・アイ」の製作発表が、11月8日(火)都内にて行われた。

演出家に若手女性をそろえたのに対し、サポートする美術・照明・音響は、堀尾幸男、沢田祐二、高橋巖という日本を代表する3名が3公演共通で担当するという、何とも斬新な本企画。
50年の歴史を持つ俳優座、そして45年の歴史を持つホリプロががっつりとタッグを組み、常に道を切り開いてきた「老舗」として、未来を背負う演出家、俳優とのコラボレーションを進めていく、意欲あふれた「熱い」記者会見の様子をレポート!

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三島由紀夫の傑作戯曲「鹿鳴館」が劇団四季によって完全上演される!

2005年11月7日(月)昼過ぎ、帝国ホテルにて、劇団四季が来年1月14日より自由劇場で上演する「鹿鳴館」の製作発表を行った。日本が世界に誇る「ミシマ」、三島由紀夫の傑作戯曲を、故人の古くからの友人でもある劇団四季代表、浅利慶太が演出して劇団四季が上演することになる。


浅利慶太と三島由紀夫 ── そして「鹿鳴館」との出会い

演出家、浅利慶太が初めて「鹿鳴館」に出会ったのは1956年11月のこと。
文学座20周年を記念して初演された舞台を、観客の一人として観劇していたという。会見が行われている帝国ホテルは、三島が数多くの作品を書き上げた場所(今はなき旧館)であり、この帝国ホテルの正面には浅利慶太が役員をしていた日生劇場が位置する。三島は「読みたいか?」と浅利をこの帝国ホテルへ招き感想などを求め、その際に三島は白のタキシードを着衣して、緊張した面持ちだったという。非常に繊細な心の持ち主であるため「必ず絶賛していた」と、浅利は自らを三島の空中給油機であったと、笑いを交えて当時のエピソードを語った。


最高傑作を上演するということ

さて、この「鹿鳴館」という作品は最高傑作と称されるだけあり、また、三島作品ということもあり、浅利をはじめスタッフやキャストのかける意気込みが一際目立ってみえる。浅利が重視したのは「スタッフ」が同世代であること。
つまり、三島と同じ時代に芸術を生きた人々でなければ、本当の三島ワールドを作り上げることが出来ないと考えたのだ。主要スタッフはいずれも「大」がつくキャリアがそろい(例えば、衣装は森英恵)であるが、今回の上演にあたっての初顔合わせで誰もがいつもとは明らかに違う緊張感を持っていたと浅利は語る。

「この家業を50年もやってきましたが、三島の最高をやるということに緊張せずにはいられない」

これは、三島の世界の光と線と美術造形を蘇らせる勢いだ。


製作発表に出席した主要キャストの意気込みもいつも以上に力がこもる。
影山伯爵役を演じる日下武史は四季の創設メンバーであり、このキャストの中では唯一、三島時代に生きていた日本を代表する舞台俳優。

日下が「西洋より日本の芝居が難しいことを実感している」と語れば、夫人朝子を演じる野村玲子は「艶やかな朝子の魅力を持って演じたい」と語る。実は、数々の作品で主役を務める野村にとって、日本人女性を演じるのは今回が初めて。これは非常に意外で、会場内にも驚きの声があがっていた。

反政府派のリーダー清原永之輔を演じる広瀬明雄、その息子久雄を演じる福井晶一はそれぞれ「台本を丁寧に読み込んでいる」「体当たりで向かっていかなければならない」と意気込みを語る。
 

そして、ストレートプレイには初挑戦となる濱田めぐみ。日頃はミュージカルでの活躍が目立つ濱田だが、今回新たな魅力が開花されれば、劇団四季が力を総結集して贈る本作は歴史に名を残す名演となることだろう。


高い期待を持って損はない舞台となることは間違いなさそうだ。


三島由紀夫の魅力とは?

浅利が50年という年月を費やして追求してきたという「新劇史におけるセリフ術の追求」
劇団四季がそのスタイルを作って来たと自負する浅利はこれらの成果と、「三島セリフの難しさ、文体の凄さ、言葉に表したときの美しさ」が融合して、一つの舞台作品となることが嬉しいという。「三島には神が宿っている」という浅利だが、これを「ウエスト・サイド・ストーリー」のバーンスタインとロビンスに例えて言っている。

「その人が持っている以上の力で大きな仕事を成し、歴史に刻印されていく」

若かりし頃のクリスマス・イヴ、アルコールで酔いが回っていた浅利は、三島に対して「三島さんは柿の木なんだよね。甘柿があれば、渋柿もある」と言い、三島が激怒。三島の口癖「貴様っ!」が返し、浅利は「世界の名作家の中で、駄作を出さずに死んだ人間は一人もいないんですよ」と言い、以後も互いの才能を認め合いながら世紀を跨いで、実現するこの度の「鹿鳴館」は“完全な三島ワールド”を再現するという。噂によると「一字も言葉を間違えない契約」なのだとも聞く。
その様な契約が取り交わされたかは不明であるが、これが名演の予感をさらに高める。

映像から舞台まで、幅広い活躍をみせる筧利夫が今の演劇界を破壊する「荒事」を企む、新プロジェクトを結成!そのTeam ARAGORO Vol.1「エビ大王」制作発表の模様をレポートします。なお、筧利夫インタビューも近日公開予定!どうぞお楽しみに。(11/9追記:アップしました!こちらからどうぞ!


「戦いに行く!」 荒々しい意気込みで韓国の戯曲をグローバルに発信


──筧利夫(エビ大王役)


作品が「エビ大王」ということで、いったい筧は何をやるんだ?
エビの被り物でコントをするのか?それともイカレスラーの親戚などと色々な憶測が飛び交う中でこの制作発表に至っているわけでございますが、シェイクスピアに勝るとも劣らない素晴らしい作品でございます。
世の演劇のみなさんが口を開けばシェイクスピア、芸術を芸術と言えばシェイクスピアと宣う昨今、韓国にこの様な素晴らしい作品があることを証明するために、我々"Team ARAGOTO" 一致団結して力一杯素晴らしい作品に仕上げて行きたいと思っております。どうぞご期待ください。

 

──サエコ(末娘・パリテギ役)

パリテギは、男女が平等でない時代に強く自分らしく生き抜いた女性です。その強さを今、自分が持てる力を精一杯出し切って演じたいと思います。

 

──佐藤アツヒロ(八道軍の末息子・末将勝役)
自分の強さ、優しさを役に吹き込みたいと思います。Team ARAGOTO に参加できることも嬉しく、皆で戦って良い作品にしたいと思います。

 

──佐田真由美(エビ大王の娘・パリテギの姉役)

男っぽく育てられた強い女性で、ほぼ男性のような女性ですが、力強く頑張りたいと思います。これほど大きなお芝居は初めてなので期待も持っています。

 

──橋本じゅん(月直使者役)

えーっと、平たく言えば死神なんです(笑)。ポイントポイントで狂言回しのようにストーリーを円滑に、また対もキープしながら、また一服のお客さんへのストーリーの清涼剤、箸休めのような、いろんな力強くも優しくも、怖くもおもしろくも、物語へ色を豊かに添えてゆくことができればと思います。

 

──河原雅彦(日直使者役)

僕の役は、橋本じゅんさんのコンビ役です。役の説明をしようと思いましたが、まさにじゅんさんとドンかぶり。意気込みもじゅんさんと同じです(笑)。今回は、荒々しい感じの方々が集まっているので、僕はぶっちゃけあまり動くことが好きじゃない、得意ではないですから、できるだけみんなの荒々しさが目立つように一人だけじっとしているような存在で。

 

 

現在の韓流ブームとは異なる意図を持った、日韓共同制作の作品
演出を務める岡村俊一は、02年に日韓合作の舞台劇「東亜悲恋」を韓国で上演して成功させている。02年と言えば、日韓共催のW杯が行われた年にあたるが、この前後で随分と状況が異なっていると岡村氏は語るが、未だに両国の歴史や文化の事を互いに知らない時間が長過ぎたとも言う。しかし、古文史など非常に近いものを感じるため、自然な流れではないだろうとも語っていた。

Team ARAGOTO の大将、筧利夫は「ブロードウェイばりの照明や音響を用意したい」と語っていたが(開演までに間に合えばの話だが・・・)、視覚的な工夫に力を入れて行く様子。意気込みでも語っているように、シェイクスピアに勝るとも劣らない作品が韓国にあったから上演する。これからも世界各国の素晴らしい作品を取りあげたい。もちろん、イギリスの作品も次とかでしょうか?などと話していた。

また、出演者はドクロマークがデザインされた衣装で登場したが、今回の作品のコスチュームデザインを、このドクロマークを世に知らしめた、マスターマインド・ジャパンの本間正章が担当する。さらに、注目すべきは振付をコンドルズの近藤良平が担当すること。非常に楽しみな組合せである。


汗をどっぷりと発する芝居が観たい!

とにかく、筧利夫の熱の入れ方が半端ではない。
「汗を吹き出して芝居がしたい」と語る筧が映像とは違った面で全力投球する姿に期待したい。

 

イープラス演劇担当の注目ポイント

筧利夫の熱に紛れ込み、何かやってくれそうな人と言えば、橋本じゅんだ。
日本が誇るエンタテインメント劇団、劇団☆新感線を影からひっそりと支える存在なので、今回も大学時代の先輩である筧利夫をひっそりと支えたいと、橋本は発言。
しかし、新感線を影から支えるどころか「一番目立ってますからー!」とは誰も突っ込まず、その不気味さが怖くもあり、楽しみであり、何か出そうな予感がしてならないのは我々だけか?また、河原雅彦が橋本じゅんと死神の役(対で)で舞台にアクセントを付けてくれるのではないか?この二人にも注目だ。
あと、初舞台となるサエコちゃん、かわゆい!