没後30年という節目を迎え、寺山修司を偲ぶ企画や公演が目白押しの2013年。その中でも特に必見の舞台が『レミング〜世界の涯まで連れてって〜』だ。寺山の伝説的な作品『レミング』を維新派の松本雄吉が“ヂャンヂャン☆オペラ”をベースに再構築し、キャストにも八嶋智人、片桐仁、常盤貴子、松重豊といった個性派が顔を揃える。その東京公演の初日の幕が開く数時間前に、マスコミに向けてピックアップした2場面の舞台稽古が公開され、さらにキャスト4名と松本による初日ロビー会見が行われた。

 
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2013-04-25 19:50 この記事だけ表示

 江戸時代を舞台に、妖(あやかし)たちが大活躍する畠中恵作の小説『しゃばけ』。とはいえ、この作品は単なる妖怪譚というわけではない。薬種問屋兼廻船問屋・長崎屋の若だんなを中心に巻き起こる事件はそれぞれ毎回、実は人間の心を蝕む闇が原因だったり、目には見えない妖怪の切ない想いが影響するものだったりして、時代を超えて現代を生きる多くの読者たちを励まし、ワクワクさせ、時にはホロリとさせてきた。この人気シリーズが、大好評だった舞台『焼肉ドラゴン』などで広く知られる劇作家で演出家の鄭義信の演出により舞台化が実現する。若だんな・一太郎には11年ぶりの舞台出演となる沢村一樹が扮し、臼田あさ美、宇梶剛士、高橋光臣、マギー、山内圭哉、麻実れいら豪華キャストがにぎやかに作品世界を盛り立てる。4/20に待望の幕を開けたこの『しゃばけ』東京公演の、初日の舞台を観た。


東京・大阪公演
金沢公演
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2013-04-24 12:28 この記事だけ表示

 2010年7月、上演が予定されていた「木の上の軍隊」は、作者・井上ひさしの急逝により、幻の作品となった。しかしながら、井上の原案を、若き劇作家・蓬莱竜太が受け継いで物し、井上の世界をよく知る栗山民也が演出を担当して、2013年4月、舞台「木の上の軍隊」が実現することとなった。出演は、井上版に出演が決まっていた藤原竜也と、山西惇、片平なぎさの三人である。

 
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2013-04-16 16:20 この記事だけ表示

 チャールズ・ディケンズによる世界的な名作の舞台を古代日本に移し、オリジナル・ストーリーとして上演する『二都物語』が4/3、東京は渋谷のシアターオーブで開幕した。その初日のステージ前に行われた、SMAPの草なぎ剛、堀北真希、小澤征悦ら豪華キャスト陣の囲み会見、その後のゲネプロの模様を紹介する。


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2013-04-11 16:25 この記事だけ表示

 行定勲が演出、古沢良太が脚本を担当、中井貴一が主演を務める「趣味の部屋」が3月22日にパルコ劇場で開幕。初日前日に行なわれたゲネプロを観た。


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2013-03-29 15:52 この記事だけ表示

 フランス・ミュージカルのブームの先駆け的作品、「ノートルダム・ド・パリ」の初来日公演が、2月27日、東急シアターオーブにて開幕。初日の舞台を観た。ちなみに今回は英語版での上演。男性主要キャストに魅力的な歌声の持ち主が揃い、大いに聴きごたえのある公演となっている。

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2013-03-08 12:57 この記事だけ表示

 「こんなシェイクスピア、観たことない!」と好評の、柿喰う客による“女体シェイクスピア”シリーズ。これは登場人物をすべて女優が演じるという企画で、2011年『悩殺ハムレット』、2012年『絶頂マクベス』に続く今回の第3弾は『発情ジュリアス・シーザー』!圧倒的に男性の登場人物が多い、政治色豊かなこの歴史劇を柿喰う客の代表にして、若手有望株として注目度抜群の演出家・劇作家でもある中屋敷法仁がどう料理するのか…!?期待が高まる中、青山円形劇場にて開幕した東京公演。その記念すべき初日の舞台を観た。


東京・大阪公演
新潟公演
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2013-02-26 12:17 この記事だけ表示


 西田シャトナーが作・演出を手がけ、松山ケンイチが初舞台にして初主演を務める「遠い夏のゴッホ」。初日が開いてすぐの舞台を観たが、松山の清新な舞台姿が深く印象に残った。これからの活躍を大いに期待したい舞台役者の誕生だ。

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2013-02-07 15:15 この記事だけ表示