[写真=江森康之]

 劇団鹿殺し演出家/俳優・菜月チョビ、文化庁新進芸術家海外派遣制度による1年間の留学後、初出演作品。さらに、新進気鋭のシンガーソングライター・石崎ひゅーいの出演も決定。舞台初出演の石崎ひゅーいと菜月チョビ、劇団鹿殺しのメンバーに加え、現役ロックミュージシャンをプレイヤーに迎えて作り上げる、ロックオペラ「彼女の起源」。劇団鹿殺しならではの俳優による楽隊、それに加えた初の生バンド演奏、進化する音楽劇をお見逃しなく。

■劇団鹿殺し ロックオペラ「彼女の起源」
東京公演:6/3(水)〜6/8(月) シブゲキSBGK!! (東京都)
関西公演:6/11(木)〜6/14(日) AI・HALL (兵庫県)

■凱旋LIVE「彼女の起源FINAL」
東京LIVE公演:6/16(火) 渋谷TSUTAYA O-WEST (東京都)
仙台LIVE公演:6/18(木) 仙台darwin (宮城県)
・本編終了後、劇団鹿殺しRJRの特別ライブあり
・ゲストミュージシャン参戦!



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2015-03-19 18:44 この記事だけ表示

 神奈川芸術劇場(KAAT)の“KAAT次世代への古典芸能プロジェクト”の新たな企画として、若手舞踊公演「SUGATA」が誕生する。今回フィーチャーする若手は、故・中村富十郎の長男・中村鷹之資と、中村松江の長男・中村玉太郎。藤間流宗家・藤間勘十郎の新作舞踊劇『葛城山蜘蛛絲譚』を、素踊りで上演する。公演に先立って記者懇親会が開かれた。

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2015-03-17 15:48 この記事だけ表示

 ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット映画「天使にラブ・ソングを…」のミュージカル版がこの夏、東急シアターオーブで初来日公演を行う。ウーピー自身がプロデュースを担当、映画の楽しさはそのままに、生の舞台ならではの迫力で贈るとびっきりハッピーな作品だ。作品さながらのガールズ・パワーで来日公演を盛り上げるべく奮闘中の東急シアターオーブのプロデューサーのお二人に、舞台の魅力について語ってもらった。

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2015-03-17 12:43 この記事だけ表示

 諸星和己、DA PUMPのISSA、175RのSHOGO、山崎裕太。ひとくせある(?!) 一流のパフォーマーが大集結した『4BLOCKS』。歌手、ダンサー、俳優・・・彼らの持つすべてのエンタメ力を奇才演出家、河原雅彦が爆発させる!! 歌ありダンスあり、笑えてちょっとホロリとするエンタメ魂炸裂ミュージカル。
ぜひ劇場でご体感を。チケット絶賛発売中!

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2015-03-12 19:57 この記事だけ表示

2015年、創設25周年を迎える劇団カムカムミニキーナ。記念すべき年の第一弾公演は新作「スワン・ダイブ」に決定、劇団としては久方ぶりに下北沢・本多劇場で上演するほか、大阪、奈良でも公演が行なわれる。劇団外でも幅広く活躍する主宰の松村武と八嶋智人に、25周年への思い、作品への意気込みを語ってもらった。

インタビュー

――25周年を迎えられていかがですか。

松村 よく続いてきたなと思いますね。ただ、若いころから、何かになりたいとかということではなく、とにかく長く続けることが目標でやってきたので。演劇界にはもっとすごい先輩方がいらっしゃいますし、自分もまだまだ若造だなと思うときもある。これを一つの区切りとして、ブースター的に、お客様にもう一度観劇していただくきっかけになればと。今45歳ですけど、歳を取ったなという感じはあまりないんですよね。30過ぎまで長らく若手有望劇団のくくりに入れられていて、それを通り過ぎたら今度は何だか取り上げられなくなってしまったという。

八嶋 (爆笑)僕は中学三年生くらいのときからずっと役者になりたいと思ってきて、それで東京に出てきて。そういう意味では松村を巻き込んじゃった形なんですよね。

松村 日和ってたからね(笑)。

八嶋 27歳くらいのときかな、もう一生役者でいたいと思ったんですよ。いまだにそのあたりの感覚で、あなたおいくつですかと問われると、27歳ですと。今年45歳ですけど(笑)。セルフ・プロデュース年齢がいつまでも27歳なんですよね。先輩方がたくさんいるということもあって。そのギャップをちょっと調整するのが、今回のこの節目なのかなと思っていて。やってること自体は変わらないんですけどね。そして、続けることが目標なので、25周年といっても通過点、それを楽しむかという感じですね。

松村 確かに、28歳くらいから39歳くらいまでの記憶がないな(笑)。

八嶋 (爆笑)

――お二人とも“先輩方”にふれられましたが、世代交代について考えたりはされますか。

八嶋 いや、あいつらは死ぬまで元気ですよ(笑)。60代、70代の方がえらい元気にお芝居されているのを見ると、そこに割って入っていくというより、取り込まれるというか、年齢って関係なくなってくるなと思いますよね。一日でも長くやっている人はすげえなという感じで。いろいろな先輩方とお芝居していて、自分が客にわーっと受けたりすると、みんな急に元気になってくるというか、潰しにかかってくるというか、大人気ない人いっぱいいるなと(笑)。でもそれが楽しいんですよね。

松村 演劇なんて無限に役があるのであって、上にいっぱい人がいるのであれば、僕たちが入っていくことでさらに広がっていく、そんなパラダイス感がありますね。割って入って競争するというよりも。20代のころは、上というより、同世代、横並びの劇団に対して、あいつらスズナリでやったんか、うちらも頑張らなみたいなのがありましたよね。でも今や横並びの劇団も減ったし。

八嶋 むしろ一緒に頑張ろうと(笑)。

松村 30歳くらいでそう思ったんですよね。拙者ムニエルと双数姉妹と合同公演したり。でも考えてみたらそのときは「対明治」だったな。HIGHLEG JESUSとかジョビジョバとか動物電気とか、同世代が売れてきていて、「やばい、早稲田」と。それで合同公演を。結局競争してるのか(笑)。

八嶋 僕ら二人同い年だけど、1970年生まれ、同学年が多いんですよね、小劇場界。中山祐一朗に池田鉄洋、阿部サダヲ、皆川猿時、宮藤官九郎…。そういう活動もしてるんだとか、今となっては仲間意識が強いですよね。

――お二人は長いつきあいでいらっしゃいますが、改めて思うお互いの演劇人としての魅力とは?

八嶋 松村とは中学からの同級生ですけど、お互い仲良しグループが全然違うんですよ。松村は勉強できるグループで、こっちは目立ちたがり屋グループで。そういう棲み分けは今も変わっていないところがあって、普段何をしてるか知らないんですよね。でも、こういうのはいやだなとかいった共通認識とか、「ぐわあんとしてむにゅっとした感じ」とか言われたとき、人よりちょっとよくわかるかなというのはあるかな。劇作家・演出家として見ていると、基本的には真面目な男。すごく誠実に作品を作っているなと。外でも作品つくりをしていて、そうすると、いろんな先輩方から、「松村、いいよね」と声を聞いたりして、それがうれしいですよね。

松村 劇団は25周年だけど、中高一緒だから、30年くらいのつきあいで。グループが違うというのはそうなんだけど、グループ認識がまず違って。僕からすると、こっちはおもしろグループで、そっちはおしゃれグループで。

八嶋 (爆笑)

松村 (爆笑)そういう区分。やたら進んでることしようとするグループ。僕は割と日和ってたから。ずっと早稲田に行くって言ってたんだけど、親が、東京の私立に行かせるのはちょっと難しいかも…と言い出して、共通一次、何の対策もしてないのに、自分の学力を過信して、じゃあ京大に行こうと。京都の南座に一緒に、劇団夢の遊眠社の「桜の森の満開の下」の初演を観に行って、その帰り、その話をしたのを思い出した。

八嶋 すごいなって。

松村 「えーっ、東京ちゃうやん」とか言われて。もちろん落ちるわけですけど(笑)。それくらい日和ってて。映画もやりたいとか、新聞記者になりたいとか、いろいろ思ってたから。彼が、演劇というものにすごく引っ張っていってくれたかもしれない。若いときからマスコミにもどんどん出ていって、結果を出していって。昔は、そうやって出て行ってしまうと、彼が出ない劇団公演というのもあったりして、それで反発なんかもあったんですよね。でも、結果的に、いろいろ出てくれることで、お客さんが入って、劇団が続いていっているということもあるから、ありがたいなと。昔はテレビとかに出ていても、知り合い出てて集中でけへんわみたいなのがあったけど、やっと慣れましたね。

八嶋 (爆笑)

松村 (爆笑)「マッサン」見て、慣れたわと。

八嶋 時間かかったわ〜。「マッサン」出てよかったわ(笑)。

――グループが違うお二人が、演劇を媒介に結びついたというのがとても興味深いです。

松村 グループが違うということは、志向性が全然違うということなんですよね。何をかっこいいと思うか、どういう雰囲気にしていきたいかとかが違う。まったく違うんだけど、そこが演劇の懐の深さというか、いろいろな人間の物語が現場で合わさることのよさが演劇なのかもしれないなと思いますね。

八嶋 同じような演技するやつばっかりいたら気持ち悪いもんね。○○とか。

松村 ○○伏せて(笑)。

八嶋 今でもうちの劇団には松村のチョイスでいろいろな子たちが入ってきていて、そうやってどんどんおもしろくなっていっているもんね。

松村 僕なんかはバラバラな個性を重視しているから、バラバラな個性で際立ってる人が多いけれども、身体動く人を集める人、顔重視の人、センス重視の人、舞台を創る人によってそれぞれですよね。そうやって作品ごとに結実するというのが現象としておもしろいなと思いますね。

――新作「スワン・ダイブ」はどのような話になりそうですか。

松村 スワン、白鳥ですけど、最初の発想は諏訪湖なんです。仏教でもない、神道でもない、原始宗教の名残が諏訪神社にあって。前作「G海峡」では縄文時代を取り上げましたけど、最近そのあたりのマニアなんですよね、僕。儀式として今でも続いているのは、川で蛙を取ってきて、神主が刺し殺すところから一年が始まるとか。これは演劇になるなと思ったんですよね。で、ダジャレで「スワン・ダイブ」とつけました。諏訪湖に白鳥はたくさんいるし、僕が好きな「古事記」にもよく出てくる。ヤマトタケルは死んでから白鳥になるんですが、彼の通ったルートに諏訪湖も出てくるんですよね。諏訪湖のあたりに古代王国が残っていて、中央で負けた人たちが集まってくる、それを知らせるのが白鳥の役目…と、今の段階ではそんな構想です。それで、「甲賀三郎伝説」というのがあって、いろいろな伝承があるんですけど、穴に入っていって、地中の迷路で迷って、蓼科あたりで蛇になって出てくるという話があるんですよね。彼にやってもらおうと思っているのはその役どころで。白鳥を追っていって、古代王国に到達する人物。

八嶋 こうやって二人で取材を受けていて、そこで話の内容を知ることが多いという(笑)。2011年以降、ここ何作か傾向として続いているし、昔から考えていたことのこの部分がピックアップされて明確になってきたなという印象がありますよね。僕たちは田舎が奈良で一緒だから、見てきた風景とか、歴史認識とか、時間のうねり方の中での居方であるとか、奈良県特有のものがあるなと。大きい時間のうねりを実感できるものにふれることのできる演劇であると、そういう感覚で皆さんに観に来ていただけたらなと思うんですよね。

松村 若いときは、笑いも含めていろいろな要素が入っていて、演劇でしかできないような表現をやりますとか言ってたんですけど、最近は、話の作りが個性的であるということをもっと言っていった方がいいのかなと。時間の横軸と縦軸とでいうと、奈良の人間って縦軸に敏感なんですよね。過去、未来、死んだ人、生きた人みたいな。最近うちの劇団は縦軸に敏感にやってきていて、それも“奈良さ”なのかなと。普通にそのあたりに古墳とかありますからね。

八嶋 小さいときはそういうのからむしろ逃げたかったけど、自分がどう死んでいくのかを考えると、そういったものにものすごく助けられるような気がするよね。

松村 明日のことしか考えない人は昨日までしか振り返れないけれども、千年前のことを考えれば千年先のことも考えられる。「G海峡」は一万年振り返りましたけど、自分の生まれる前と今との距離感を、千年くらいの幅で考えて作っている集団はあまりいないと思うので、もっと言っていこうと。決して堅苦しくはないんですけどね。

八嶋 僕はここまで来たら印象が堅苦しくてもいいと思っていて。ただ、観てみないと、堅苦しいのか、身体になじむのかなじまないのかはわからないぞと。やっている方としては、真実、リアルはわからないにしても、かなりのリアリティをもってやっていて、そのために稽古を重ねて客席の前に立っている、そう思っています。

[取材・文=藤本真由(舞台評論家)]
[撮影=渡辺マコト]

公演概要

カムカムミニキーナ2015年本公演 25周年記念企画
『スワン・ダイブ』

<日程・会場>
2015/5/16(土)〜24(日) 本多劇場(東京都)
2015/5/30(土)・31(日) ABCホール(大阪府)
2015/6/6(土) やまと郡山城ホール(奈良県)

<キャスト・スタッフ>
【キャスト】
八嶋智人、松村武、藤田記子、吉田晋一、
武田航平、
未来、田原靖子、米田弥央、田端玲実、佐藤恭子、亀岡孝洋、長谷部洋子、元尾裕介、藍山彩、正木航平、菊川耕太郎、福久聡吾
明星真由美、村岡希美、福田転球、大神拓哉(ボクラ団義)、さけもとあきら

【スタッフ】
作・演出:松村武
美術:中根聡子
音楽:土屋玲子
照明:林之弘(六工房)
音響:山下菜美子(mintAvenue inc.)
衣裳:木村猛志(衣匠也)
舞台監督:原田譲二
演出助手:山田翠
演出補:藤條学
制作:蓬田恵美子
企画・製作:カムカムミニキーナ

2015-03-10 11:13 この記事だけ表示

 プレビュー公演を終え、現在は台湾および香港での海外本公演に挑んでいる“テニミュ3rdシーズン”より、カンパニーを代表してライバル校の不動峰メンバーが登場! 橘 桔平役の青木空夢、伊武深司役の健人、神尾アキラ役の伊崎龍次郎の3名が、新たに始動したテニミュの魅力と、これからの戦いについての意気込みを語ってくれた。

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2015-03-09 15:11 この記事だけ表示

 世界的演出家である宮本亜門が、AKB48グループからの“ガチ・オーディション”で二人のヒロインを選出したミュージカル、『ウィズ〜オズの魔法使い〜』の稽古が佳境を迎えている。宮本は一体なぜ、このような大作の主役に、あえてミュージカル経験のほとんどない“アイドル”を据えようと思ったのか──。ドロシー役の梅田彩佳(NMB48)と田野優花(AKB48)が今まさに大きな壁にぶち当たっている稽古場を見学し、宮本自身に話を聞くことで、その意図と必然性が見えてきた。

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2015-03-04 13:17 この記事だけ表示

 最近何かと話題の人気漫画家・エッセイストのしまおまほと、すこしふしぎ(SF)系の劇団・野鳩が、下北沢で合同演劇公演を行います。題して『はたらくおやつ』。両者は何故コラボするに至ったか?そしてその行方は?気になるアレコレをご本人達の口から直接うかがいました!

◆しまおまほ
漫画家・エッセイスト。1997年『女子高生ゴリコ』でデビュー。ファッション誌やカルチャー誌にイラスト、エッセイ等で活動。著書に『しまおまほのひとりオリーブ調査隊』『まほちゃんの家』『マイ・リトル・世田谷』など。TBS ラジオ「ライムスター宇多丸のウィー クエンドシャッフル」レギュラー出演中。2014 年末、同番組にてヒップホップアーティスト・かせきさいだぁとの婚約と妊娠を報告した。

◆野鳩
2001年旗揚げ。主宰:水谷圭一(作・演出)。劇団員に佐伯さち子、佐々木幸子ら。中学生の恋愛物語を記号的演技で上演する独自のスタイルで小劇場マニアから熱列な支持を得るも2007年活動休止。2013年、ナカゴーとの合同公演にて活動再開。2014年は単独で『村にて』『自然消滅物語』『成島と泉』を精力的に上演。以前の作品スタイルに捕われない、毎回異なった切り口で公演を重ねている。

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2015-02-23 19:30 この記事だけ表示