1967年に森繁久彌主演で日本初演された、王道の中の王道ともいえるミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』
森繁による公演の後、西田敏行が引き継ぎトータルで1200回を越えるロングランを続けた、この名作ミュージカルが2004年、ニューバージョンとして生まれ変わった。この舞台で、主役・テヴィエを演じたのが市村正親だ。

1年間で、舞台に立たない日を数えるほうが早いようなイメージがあるほど、休みなくさまざまな舞台に立ち続けている市村。彼が初挑戦したことで、それまでとはまったく違うキャラクターの新鮮なテヴィエが誕生、観客を笑わせ、泣かせて、大きな話題となった。そして今回、1年半ぶりに再びテヴィエを演じることになった市村に、『屋根の上〜』の魅力を聞いた。

市村正親インタビュー&動画コメント掲載!『屋根の上のヴァイオリン弾き』特集はこちらからどうぞ!

特集ページ舞台映像ダイジェスト記者会見レポートチョ・スンウ動画コメントに続いて、チョ・スンウより『ジキル&ハイド』への抱負を語るインタビューが到着しました!撮りおろし写真と共にお楽しみください。

チョ・スンウが出演する回の良席を大量確保した「リザーブシート受付」は、いよいよ20日からスタート!みなさまからの多数のお申込みをお待ちしております!

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1988年に公開され、その年の映画賞を総ナメにした映画『レインマン』。この名作が世界初の舞台化をされるということで、話題になっているのを耳にした人も少なくないだろう。この作品を手がけるのが、今もっとも忙しい演出家である鈴木勝秀、そして椎名桔平と橋爪功。これが初共演となる二人への期待もふくらむばかりだ。

そのスチール撮影の現場。事前に絵コンテを見ながらカメラマンとどんどんイメージをふくらませていく椎名。一方、撮影が始まるとすばらしい瞬発力で色々と表情を変えていく橋爪。セリフこそ無いが、それぞれの撮影中の動きを見ていると、そこには「椎名桔平」「橋爪功」ではなく「チャーリー」「レイモンド」の息づかいが聞こえてくるようだ。
それぞれが胸のうちに秘めた、『レインマン』に向けた思いとは?

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ヨーロッパを代表する舞台プロデューサー、奇才スティーン・カーナーが、母国デンマークのカリスマ・ラッパー、クレメンス・テリングを引き連れ、日本の演劇、音楽、ダンスのトップパフォーマーたちとコラボレーションするプロジェクト「ウーエン・イ・ウースト」を2006年の幕開けと共に、新宿 シアター・アプルから発信する。
現在、全国で4万人もの動員を集める超人気劇団となったTEAM NACSの安田顕と音尾琢真が、メインパートで出演することでも注目を集めている。

ウーエン・イ・ウースト」というタイトル、一体何をするのだろう?イープラスでは、稽古場にお邪魔し、TEAM NACS 安田顕と音尾琢真にインタビューを行った。

――お二人の作品に対する第一印象は?

音尾 この夏に(今回のプロジェクトの)プロデューサーから「デンマークの演出家と芝居しないか?」といきなり言われまして、はじめは戸惑いました。彼らと話しているうちに「おもしろいことを考えている人たちだ」その日本人には無い感覚に「この人たちと一緒に、いったいどんな作品ができるのだろう?」それから、どんどんやる気が沸き起こりました。

安田 (スティーンが)シェイクスピア「真夏の夜の夢」を独自解釈した「ナットクラッカー」がデンマークで大変に注目を集めていまして、今回の日本での企画にオファー(スティーン)したところ、実際に来日をして、日本にも興味を持って下さったのがきっかけであると聞いています。新撰組を描いた「LOOSER」(TEAM NACS/04年)という作品のDVDを見て、私たち2人に興味を持って「一緒にやってみたいと」思ってくださったようです。
こういった機会はなかなかありませんし、「どうだ?」と言われても「やらない理由」が無いわけですから。スティーンは、稽古(この取材の約2週間前から稽古はじめ)の最中に出たアイディアをどんどん取り入れてゆきます。私たちも意見を提案しますし、彼も「どんどんアイディアを言ってくれ」と、そういった姿勢を初めから持ってくれているので、僕らも非常にやりやすいですよね。まさにコラボレーションです。


――「フィジカル・シアター」という言葉もあまり馴染みがありませんね。


安田 はじめに「マッスル・ミュージカル」が思い浮かびましたね。色々な要素があると思いますが、デンマークと日本、言葉の壁の中でも身体表現や体で感じる舞台というものは、共通のものです。「身体表現」と「体で感じる舞台」、そういった意味でびたっとくる(フィジカル・シアター)名前だと思いました。

音尾 スティーンの舞台にはよくロボットが出てくるのですが、ロボットダンスも多用しています。実際に彼ら(クレメンスなど)の体の動きを見ていると本当に見事ですよ。踊り、動きのすべてが。

 

――TEAM NACSでは、台詞がメインでストレートプレイだから違和感もある?


安田 たくさん有ります。他の出演者の方々(PaniCrewやBuzyなど)は皆さん動けるでしょ?僕もはじめは「台詞だけですよね?」って。そういってもフィジカル・シアターですから、本当に今は体ばりばりですね。


――壮絶なダンスバトルがあると聞いていますが。


音尾 ちょうど先程、その壮絶なバトルを練習していたのですが、ものすごいですね。
僕もちょっとだけ挑戦させてもらっています。森さん(デンマークで活躍する日本人ダンサー/出演者)を見ているだけでも充分。日本で有名なあの二足歩行のロボットの真似をはじめたら本当にリアルで、とにかく凄いんですよ。

安田 台詞を極力少なく必要最小限にすることによって、流れを断ち切ってしまうことがありません。感情表現もお客さんの気持ちも途切れないように。

 

――物語の舞台は日本?カンパニーは国際的ですね。


安田 デンマーク逆輸入!もし、デンマークで公演することがあったら、日本の大スターだって言ってね(笑)。
スティーンは、日本の地下鉄で人身事故に遭遇して「何分遅れます」のアナウンスに「皆気にせず、時計を見ている」日本人の姿を目の当たりにしたそうです。その様な日本という一面も意識されていると聞きました。

音尾 日本らしいのですが、深く考えるなと。あくまでも東の島国で素敵な大人の童話。


――過去や未来、2067年の未来ということは、衣装や舞台セットも気になりますね。

安田 まだ絵の段階ですが、フランク・クレンツですよ!一度お会いしたのですが、とても気さくな方でした。はじめは「この人誰だろう?」と思っていたら、あのフランク・クレンツでした(笑)。

音尾 こうして舞台を埋めたかった。自分たちの動きで、天井までの空間をどうして埋めてゆくのか?ダンスも含めて、TEAM NACSでは出来なかったこと。充実しています。

安田 「音楽を聞かせてください」と言ったのですが「君の雰囲気を感じてから、君の言葉を録音してから曲を付けてゆく」と言われたのです。今までは、BGMがあって台詞だったので、これもおもしろいですよね。映画などはシーンにあわせて音楽が作られるというのがありますが、2週間前ではなく1ヶ月前(稽古の)に聞かせてくれって……本音ですけど(笑)。


――ずばり、どんな作品なのですか?

安田 答えを持っておくべきなのだと思いますが「感じる実験的なエンタテインメント」。
抽象的ですが「考えるものではなく感じるもの」。異業種というか、色々なダンサーやシンガー、役者が同じアーティストとしてのぶつかり合い。どんなものが生まれるのか蓋を開けてみないとわかりません。楽しみにしていてください。

音尾 童話であり、御伽噺でもある。そこに近代的でSF的な要素が加わる、その童話的世界観を持って観ていただきたいと思います。とにかく空間を楽しんでもらいたい。ワクワクして観ていただきたいですね。

デンマークから、独特の舞台空間を生み出す魔術師、スティーン・カーナーと脚本・作詞でも才能を発揮するカリスマ・ラッパ−、でもあるクレメンス・テリング。
そして、デンマークで活躍する日本人ダンサー、森弘一郎と日本最高峰のダンスグループ、PaniCrewによる壮絶なダンスバトル。人気急上昇中の6人組女性ヴォーカル&ダンスグループBuzy(ビズィー)と多彩なコラボレーションが実現する。そして、最注目は取材に答えてくれた安田顕、音尾琢真だろう。

 

 

【おまけ】トライアルと本公演の違いについて聞いてみると……

音尾 値段が違います!

安田 大幅ではありませんが、内容も変えてくる?かわるかもしれない、そんな期待も!
NACSも前半はトライアルですから(笑)※ファンの皆様冗談です!

音尾 芝居はどんどん変えるもの、変わってゆくものです。生のお芝居ですから。

安田 トライアル次第では、出番を減らされて本公演に出ていないかもね(笑)


以上、「ウーエン・イ・ウースト」ご期待を!
→チケットの詳細・お申込みは、こちらから。

2005-12-02 17:12 この記事だけ表示